東大大学院生ママの育児日記

東大博士課程在学中の1歳児ママです。育児に関するいろいろや研究についてゆるゆる綴りたいと思います☆

【保活中ママのつぶやき】待機児童・少子化問題を解決するには認可保育園を無くしたらいいのでは?(その1)

こんにちは。自ら保活中で、保育所に関する制度について疑問がやまないcocoママです。(これまでの記事は「保育園探し」のカテゴリからご覧ください。)

今回は、結局行き着いた考え「認可保育園をなくせば、いろんな問題が解決されるのでは!?」について説明してみたいと思います。

f:id:white-coco:20190913222350j:plain

まずは現状の問題点を整理!

1)認可保育所と認可外保育所の保育料の差が大きすぎる。

保活を通し、認可保育所と認可外保育所には大きな差があることを感じざるを得なくなりました。その一つが保育料です。

認可保育園の保育料は、年収・子の年齢・何人目の子かなどによって決まりますが、H27地域児童福祉事業等調査(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jidou/15/dl/gaikyou.pdf)によると、認可保育園の月額保育料は平均21,138円のようです。たった2万で保育園で見てもらえるなんて驚きの価格です。

一方、認可外保育園は地域によっても異なるでしょうが、それに比べてかなり高額です。私の見学した今にも事故が起こりそうなほど酷い環境の保育園でも月額7万円(+オムツ代など)でしたし、ちょっとしっかりした保育・教育をしてくれそうだなと思うところは余裕で月額15万、20万越えです。認証保育所(国が認めた認可ではないが、東京都が認定した保育所)や一部の認可外保育所自治体から助成金がでるところもありますが、それでもやっぱり高額です。

認可外でもお金を払えば払うほど、良い保育・教育が受けられるのなら正直文句は言いません。

私がショッキングな点は、認可保育園だと0歳児一人当たり国から21万円もの補助金が国から出ているから、例え20万払って認可外に通わせたとしても認可保育園に通う子ども達のほうが方が明らかにお金がかけられている(その分保育の質も高いだろう)というところです。

2)認可保育所に入れない人は、認可外に預けるか預けること自体を諦めるしかない。

1)に書いたような事情があるにも関わらず、認可保育園にみんなが入れるわけではありません。例えば私のように学生だったりすると難しいです。

 (詳しくはこちらのの記事をご覧ください)

white-coco.hatenablog.com

その結果、認可保育所に入るための選考指数が低めの人は、認可保育所に入れるための点数稼ぎのため、職場復帰を前倒しして、本来子どもを預ける必要なんてなかった期間に長期間預けたくないと認めている認可外保育所に預けたり。なんてことをしなきゃならないのです。

それは本当におかしなことだし、子どもにとっては「脳」が形成される大事な時期にいい迷惑どころの話じゃないと思ってしまいます。(ママたちを責めたいわけではなく、制度がおかしいと言いたい。)

3)認可保育所に入るには、「共働き週5日フルタイム労働」しか無理なんておかしい。

待機児童が多いところで認可保育所に入る場合には、どうすればいいか。それは「共働き週5フルタイム労働」と申請することが必須です(あくまでも「申請」というところに注意)。私のような学生の場合、それに加えて「離婚」なども必要になってきます。

でも、保育所の見学に行って園長先生にお話を聞くとびっくりするんです。

「私は学生なので時間に融通がきく方なのですが、平日にお休みしたり、午後から登園したりする日があっても大丈夫でしょうか?」と聞くと、必ずと言っていいほど「もちろんです!そういう人もおられますよ〜」「木曜日は習い事だから毎週お昼ご飯食べたら帰る人もいますよ〜」「入ることさえできれば大丈夫です!」などと言われます。

実際は、週5フルで預けてる人ばっかりじゃないんじゃん・・・ということです。

というか、フレックスで働いているなど、フルタイム労働者でも時間の融通がきく人もたくさんいる中、「共働き週5日フルタイム労働」じゃなきゃ入れないみたいな制度にしていること自体がおかしいのでは、と私は思います。

もちろん、週5フルでバリバリ働きたい人は今の制度で全然いいだろうけど、週3とか週2とか、毎日午前だけとかだけ預けたいって人でも認可保育園に入れるチャンスはあってもいいはず。

まるっと一億総活躍とか期待しないでほしいし、女性の育児による離職率を下げるために認可保育所を増やすくらいなら、だれもが安心して離職できるように再就職の支援をもっと徹底してほしい。と思うのです。

私の周りでも、職場からの圧力や自分のキャリアに全く心配がなければ、週5では預けないって人が多い気がします。(育休延長のために「認可保育園落ちたい」って言ってるママ友も多いです)

4)子どもとずっと一緒にいたいのに、経済的困難のために預けるしかない人がいる。

純粋に、子供とずっと一緒にいたい人は、ずっと一緒に入れるような世の中になってほしい。こどもと一緒にいたいのに離れて一生懸命働いて、もらったお給料の一部を保育園に払わなきゃならないなんて。だったら最初から保育園に払う分を差し引いたお金をどこかからもらえればいいのに、と思ったのです。

こう考えると1)で書いた国から認可保育所に流れる0歳児一人当たりの金額21万円が無駄な気がしますね。もしこれが、国から家庭に流れていたらどうでしょうか。この人の月収が23万だったとしたら、21万+家庭から支払う保育料2万とトントンになり、働く必要も保育園に預ける必要もないのでは?と思ってしまいます。

5)認可保育所と認可外保育所の質の差は大きいが、実は認可も認可外もピンキリ。

1)に書いた通り、認可と認可外の差は大きいです。でも正直、認可の中にも大きな差があります。その証拠に、散々「認可に入るのは難しい」と書いてきたのに拍子抜けするかもしれませんが、実は待機児童の多い街の認可園でも定員割れしているところがあります。それは大抵新規園だったり事故が起こったところだったり評判が悪いところです。

でも認可保育所であれば、そういったところであっても0歳児一人当たりの21万は国からやってきます。つまり21万の使い道は園に任されていて、ちゃんといっぱい使っているところとそうでないところがあるのは明らかです。園によって質が違うのに補助金額が同じっていうところに納得がいきません。

一方で認可外でも特殊なサービスや教育を売りにしているところは、人気が高い傾向にあると思います。認可園になれないのではなく、ならない道を選んでいるところもあります。ただ、認可外保育所の経営はかなり厳しいのか、私の街でも毎年バタバタと閉園になっているようです。。。

まとめ)保育サービスの利用に関する選択権は、各家庭にあるべき。

いまの現状をひとことでいうと、

  • 保育所に関しては「認可保育所になりさえすれば自動で子どもが送られてくし補助金もついてラッキー」
  • 子どもがいる家庭に関しては「週5フルで働きたいフルタイム労働者にとってはグッド」

のように思えてなりません。

正直もっと広いニーズに対応できるように制度を工夫してほしいです。保育所だって、もっと多種多様な特徴を備え多くの選択肢を家庭に提示できる存在であってほしいです(質の担保のためにも)。

 

こんなことを考えて、私は「認可保育園をなくせば、いろんな問題が解決されるのでは!?」と思いました。この具体的な方法については後日記事にしたいと思います。

 

↓ぽちっと応援よろしくお願いします⭐︎

東大生ブログランキング