東大大学院生ママの育児日記

子どもを育てながらなんとか博士号をとりました。夢はフルタイム主婦とフルタイム研究者の両立です。主に知育について更新します。もう大学院生ではないけどブログ名はこのままでゆるしてください🙏

完璧主義は子育てに害!完璧主義をやめるために勝手に意思表明

このブログ、子育て情報の発信ができたらなぁと思って始めましたが、最近は完全に自分のためのメモ書きや日々の記録などの目的で活用させていただいています。

でも、ありがたいことに最近アクセス数が徐々に伸びてきており、こんなテキトーブログですが、誰かのお役に立てていたら嬉しいと思う限りです。

 

今日は「完璧主義」について書きたいと思います。

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漫画家・西原理恵子さんの言葉が胸に突き刺さった

ご存知の方も多いと思いますが、こちら。

家事なんかしなきゃよかった
家なんてもっと汚くてよかった
洗たく物もためちゃえばよかった
食事なんか手作りすることなかった
あんなに抱っこしてほしがったのに

西原理恵子さんの漫画「毎日かあさん」の一節から。)

この言葉、非常に的を射ています。

掃除、洗濯、食事など、子どもにとってはどうだっていい「家事」。

そのためにママの余裕がなく、抱っこしてほしいという子どもの要求に対して満足に対応してあげられない。このようなことはどこの家庭にも少なからずあるでしょう。

でも、子どもが抱っこして欲しい時期なんて一瞬で過ぎ去っていくのですね。

あとから振り返ると、こんなに切ないものなのだなぁと胸に突き刺さりました。

完璧主義は子育てにとって害でしかない

私は恐らく完璧主義です。

研究では、くまなく情報をかき集める文献検索とか、予定通りに研究を論文を書くこととかが得意なので重宝しています。

ただ、子育てにとっては100%害です。思いつく理由はこんな感じ。

  • 完璧主義な事の多くは、よくよく考えてみれば子どもににとってはどーでもいい「自己満足」にすぎないことが多い。 
  • そんなことのために自分のエネルギーを使ってしまい、疲れてしまう。
  • 仕事とは違い、完璧にやっても成果が得られるとは限らないし、そもそも見返りを求めるべきではない。
  • 子どもは思い通りにはならないし、思い通りにしようとしてはいけない。
  • 減点方式で自己評価する性質があるので、できないことがあると笑顔が消えていく。

私の完璧主義な点とその解決方策

自分としては、子育てについてまだまだできていないこと、してあげたいことが山ほどあります。

完璧主義な人は自分のどこが完璧主義なのがわからないものだと思います。

でも具体的に考えていかなければ解決できないと思い、ひねりだしたので記述してみます!

子どもが1歳になったのを機に、てきとーママになります!

育児日記はもうつけない。

気づけば育児日記を365日24時間、細かく付けていました。とっても貴重な思い出となったのでこれはこれで満足していますが、完璧主義の象徴のようにも思うので、娘が1歳になったのをきっかけにやめました。すると時間にとらわれずに生活できるようになりました。

関連記事はこちら。

white-coco.hatenablog.com

テレビ見ちゃっていい。

子どもにテレビを見せたくなくて、自分自身も産後テレビなし生活をしています。もうすぐ6月になりますが、最近見たテレビは、12/31の紅白歌合戦と4/1の元号発表のニュース。それから知り合いの研究者がテレビに出演したのでそれを1時間ほど見ました。

別にテレビを見たいわけではないのですが、あえてちょっと見ることで脱完璧育児って感じになるかなぁと。

好きな音楽聴いちゃっていい。

産後、お部屋でかける音楽は子ども用のもののみ。クラシック、童謡、英語の歌など。これも自分でも楽しんでいるのだけど、産前すきだったJason Mrazとかも少しはかけちゃおうかなぁと思いました。

子どもの前でお菓子食べちゃっていい。

子どもの教育のためには1日中だらだらと食べるのはよくないこと。だけど、そんな気張らなくてもたまには子どもの前でじぶんだけおやつたべちゃってもいいかなぁ。

キッチン汚れててもいい。

1日3回の離乳食+おやつ1回+おとなの食事で、1日中キッチンはフル稼働。使った食器はすぐに洗う派ですが、これも別にやらないと子どもが悲しむわけではない。次に使うのは、使っていない違う食器にすればいいわけで。

おもちゃとか子どもがだしたものいちいち片付けなくてもいい。

こどもがなんでも出します。部屋がすぐにぐちゃぐちゃになります。出すこと自体は止めないようにしているけど、次の遊びに移ったら、前に遊んだものを片付けなければ!と思っていました。でもそれもま、いっかな。

子どもの服がしわくちゃだったり変な組み合わせになってもいい。

子どもに可愛い服を着せています。これは私の楽しみでもあります。でもこれも、子どもにとっては、どうだっていいのだろうなぁ。

ハンガーの並びが種類別じゃなくていい。

子ども服のハンガーが数種類あって、そのハンガーの並びがきまった並びじゃないとソワソワします。これこそ、本当にどうでもいいこと。これに付き合ってくれていた夫に感謝し、今後はどうでもいいと思おう!

毎食、主菜・副菜・主食がなくてもいい。

離乳食、外出時以外ほぼ全部手作りで頑張ってきました。毎食必ず主菜・副菜・主食を用意しています。でもネタも尽きるし、毎回悩む。本の通り作るなんで本来無理です。朝食は、たまにはパンとバナナだけでもいいかぁ。

もっとベビーフード使っていい。

ビーフードの添加物を気にしてほとんど使ってきませんでした。ミルクも使用せず完母でした。でも、いっかぁ。

子どもの遊び場ばっかり行ってないで美味しいランチに子どもを付き合わせよう。

毎日のように子どもの遊び場に行っています。子どもが楽しめるように。でも、私も楽しいのが大切!なので、たまには子どもを私に付き合わせたいと思います。

夜泣きに真剣に向き合わなくていい。

我が子は1歳になる今でもずっと夜中は2〜3時間おき。それに加えてとんでもなく夜泣きがひどい日もあります。夜泣きしたら、飛び起きて、だっこして、たちあがって、歌って、必死でゆらゆらしないといけないと思っていました。「あ、また泣いてる」くらいに思いたいですね。

育児関連本読み漁らなくていい。

本を読みあさるのは趣味です。ただ、常に情報を収集しなくてはという焦燥感もなくはない気が。趣味に止めよう!

幼児教育なんてしなくてもいい。

幼児教育について調べることや検討することも趣味です。でも、調べているうちに「あれもやらなきゃ」「これやってない」とかなりがち。なーにもできてなくても、いいんだ!ママが笑顔なら!

ちょっとくらいうつぶせ寝になったってしょうがない。

うちの子は3ヶ月で寝返りし始め、それ以来ずっとうつ伏せ寝じゃないと寝ません。そのため、3ヶ月から常にうつ伏せになっていたらひっくり返すということを夜中続けていました。神経質な時は夜にずーっと薄眼を開けて見張ったり、ふとんがカサカサいっただけで飛び起きる日々も。うつ伏せ寝はいまでも怖いです。でも、どう考えても夜中見張ることは困難。無理なんだということを理解しよう!もし次の子がうまれたら、ベビーセンサーを購入して安心して寝たいと思います。

イライラしたら真剣に向き合わずに子どもを連れ出してパフェ食べに行こう。

イライラしたらとにかく気分転換が大事。こちらがイライラする時には子どもも興奮気味の時が多いと思うので、お互いクールダウンするには外の空気を吸うのが一番!そんな時は時間を気にせずおでかけしちゃおう!

研究できなくてもいい・・・。

うーん、これは言い切りたくないですが、思うように研究できていないことは気がかりです。でも、子育てしながら、妊娠前のようにバリバリやるのはどう考えても無理!それを理解したいと思います。

完璧主義ママはちょっとワルになろう!

上記の考察を経て思ったこと。それは、完璧主義ってつまり真面目すぎですね。ちょっとワルになることが大事なんじゃないかと思いました。

なーんにもできなくても、ママが笑顔なことが一番

子どもが一番ほしいものは、やっぱりママの笑顔です。

ママが笑顔になるためには犠牲を払わなくてはいけません。それが家事であったり、自分の習慣であったり。大人の行動やこだわりって、こどもにとってはどうでもいいことだらけ。

ものごとを細かくわけて優先順位をはっきり決めることが大事だと思いました!