大学院生の保活が酷すぎ!(その2)〜なぜ大学院生は差別されているのか〜
鬱憤ばらしその2です。
その1を読んでいないかたはこちらから。
その1で書きましたが、私はとにかく
フルタイム大学院生の認可保育園に入るための選考指数が、フルタイム労働者より2点低く設定されていることに納得できません!
今回は、なぜフルタイム大学院生とフルタイム労働者の差別化が図られているのか、思いつく項目ごとに検討して見ます。
労働時間の割にラクだとでも思っている?
認可保育園に入るための選考指数では、フルタイム大学院生もフルタイム労働者もどちらも「週5日以上日中8時間以上」という基準が設けられています。それなのに、2点も差をつけているとは、労働時間の割に大学院生の方がラクだとでも思っているのでしょうか。
指数表をみると、大学院生は「学生>大学等」という細目に区分され、大学生との区別はありません。つまり大学院生を単なる大学の延長や大学生と同じとでも「思っているのでしょうか??
たしかに、私も大学生の時は、お昼くらいにおきて、チョロチョロっと授業にでて、サークルいって飲み会いって遊び呆けて1日終わりって日々を送っていました。でも、それも人によるでしょう。朝から晩まで勉強していた人もいるでしょうし、大学生だからといってラクかはわかりません。
中には大学院生でもラクな生活を続けている人もいるでしょう。
でも、労働者だってどういう人はいるだろうし、大学院生みんながそうではありません。
私も大学院からは本気でした。特に博士課程の院生に限れば私の周りは皆んな本気。睡眠、お金、遊び、全ても削ってでも研究をしていました。私の周りの博士課程の院生は、職業研究者になるためにひたすら頑張っていたのです。
なんども言いますが、大学院生はラクではありません。
ラクな人もいると思うけど、それは労働者についても同じ。
大学院生は時間に融通がきくから点数が低い?
確かに時間に融通はききます。夜行性になることだってできるし、今日は休もってこともできます。ただ、土日も研究をすることも大いにあります。
大学院生は時間に融通がきくから点数が低いのだとしたら、労働者は9時5時だから融通がきかないのでしょうか???笑??
そんな限られた就労形態のみをイメージしてこの指数表は作られたのでしょうか?
私の夫は働いていますが、時間にかなり融通がききます。お昼までおうちにいることもできるし、今日はおうちでお仕事しよってこともできます。
就労形態も様々なのに、学生というだけで差別されていることにやっぱり納得がいきません。
労働者に比べ学生は価値が低いとでも思っている?
確かに学生は直ぐにお金を動かしたり経済を回したりすることはありません。
でも、優秀な人材を育成することは国の資産になるし、何より、大学院生がもつ夢や希望には相当な価値があると思います。大学院生になる人は、お金を稼げずとも、自分のやりたいことを追求してその道を選んでいるわけです。それも30手前のいい大人で、周りの人はバリバリ稼いでいる中、貧乏を選択してでも、です。
そんなすごいことあります??
単に、大学院生のことをまだ単に勉強中のお子様だとでも思っていないですか?この広い世界を変えるのは彼らだと私は思います。
てか、大学院生は給料とか基本ないんだよ。なのに認可外保育園に入れさせるの?
日本学術振興会特別研究員などになれば安定した収入ありで院生生活をおくることができます。しかし、それは自分でオファーするものであり、大学院に通うこと自体にもちろん給与などありません。
大学院に通いながら他で働き、400万とか1000万とか稼いだり、株で10万が4億になった!という人も知っています。でもそんなのはごくごくわずかで普通のフルタイム博士院生は基本節約生活を送っています。
私は博士課程在学中に研究に全く支障がない程度に働き、年間約100万の収入がありましたが、これはかなり単価の高い恵まれた案件ばかりでした。そして、その100万は授業料、学会費、交通費、雑誌投稿費、その他研究費などに使われ、ほとんど残りません。
さらに、もちろん労働者と違い、育児で休学中も給付金などでません。
なのに、認可保育園にははいれないので、高額な認可外保育園に入らざるを得ません。
労働者は給付金ももらっているし、給料ももらっているよね。でもちゃんと働いて得られたものだから真っ当だ。
大学院生は趣味で勉強を続けているだけなのだから、お金がどんどんなくなっても自業自得というのでしょうか?
じゃ、大学院なんてやめて働けば?というかもしれないけどそれは違う。
いや、むしろ大学院生に給料をください、と言いたい。なぜかは、そろそろかくことに疲れたので後日記事にします。
指数表作っている役所の人間が博士号所持者ばかりだったら、こんな差別化はかられているはずがない。
指数表を作っている方々、もっと大学院や博士について知ってください。そしたら、こんなことにはならないはず。よろしくお願いします。
大学院生の保活が酷すぎ!(その1)〜国は、大学院生もフルタイム労働者と同じ扱いにすべし〜
いよいよの復学を目前に、絶賛保活中です!そんな中で大学院生の扱いがおかしいと思うことがありすぎるので、ここで鬱憤ばらしをします。
夫婦の片方が大学院生だとほぼ認可保育園は無理!
あくまでも待機児童の多い私の住む街の話ですが、親が大学院生だとほぼ認可保育園には入れません。0歳児クラスでも。
認可保育園に入れるかどうかの鍵!選考指数について。フルタイム労働の場合。
多くの人は、
夫フルタイム労働(10)+妻フルタイム労働(10)+区民である(4)+新規入所である(1)+近隣在住で保育に協力できる祖父母がいない(1)=26点
といった感じだと思います。
しかし、26点の人はあまりに多く、1歳児クラスからの入所であればこれでは入れないと言われています。そこで、多くの人は、認可保育園に入る前に、認可外保育園に月48時間以上6ヶ月継続で入れることで「受託」という項目を1点稼ぎます。つまり、
夫フルタイム労働(10)+妻フルタイム労働(10)+区民である(4)+新規入所である(1)+近隣在住で保育に協力できる祖父母がいない(1)+受託(1)=27点
とし、少なくとも27点は確保しておかないと入れません。(認可保育所の園長先生にも、「数年前から1歳児の入所では受託を経ていないケースはない」と教えてもらいました。)
大学院生はそもそもその土俵に上がれない。認可にいれるには離婚。
両親フルタイム共働きの場合の多くは、
夫フルタイム労働(10)+妻フルタイム労働(10)+区民である(4)+新規入所である(1)+近隣在住で保育に協力できる祖父母がいない(1)=26点
といった感じだということを先ほど書きました。
妻が大学院生の場合は、これです。
夫フルタイム労働(10)+妻フルタイム大学院生(8)+区民である(4)+新規入所である(1)+近隣在住で保育に協力できる祖父母がいない(1)=24点
労働(在学)時間は変わらずともなぜかもともとの点数が2点低いところから始まるのです。
どうして???
同じく保活中のママ友との話にもよく「受託」について上がります。「受託でかせぐしかないよねー」と。しかし、私の場合、受託で稼いでも、
夫フルタイム労働(10)+妻フルタイム大学院生(8)+区民である(4)+新規入所である(1)+近隣在住で保育に協力できる祖父母がいない(1)+受託(1)=25点
なんの意味もなく。
あとの項目は自分ではどうにもならないことばかりで、入れるようにするには、この一択。
夫フルタイム労働(10)+妻フルタイム大学院生(8)+区民である(4)+新規入所である(1)+近隣在住で保育に協力できる祖父母がいない(1)+ひとり親世帯(3)=27点
なるほど、大学院生の場合は、離婚して、受託すれば、入れるかもしれないんだなぁ、と気づいたのでした。(離婚する気はありません。)
大学院生なのに、フルタイム労働して受託までして認可にいれたケース
私の研究室の先輩の話です。同じ区に住み、同じ困難に数年前にぶち当たりました。でも結果彼女は子どもを認可保育園に入れました。
その方法はこちら。
夫フルタイム労働(10)+妻フルタイム労働(10)+区民である(4)+新規入所である(1)+近隣在住で保育に協力できる祖父母がいない(1)+受託(1)=27点
まさかの、保育園のために大学院とは別に週5でフルタイム労働をはじめました!具体的には、水曜は朝から晩まで研究室。月火木金土はフルタイムでお仕事です。
それに加えて、6ヶ月間の認可外保育園への受託。
さらに、ほかの項目も追加されていたかもしれませんが27点以上であったことは確実。でもこれでは子どもと日曜日しかゆっくり過ごせないのでは・・・?そんな思いをしなきゃならないなんておかしすぎる、と思ったのでした。
どうして大学院生はフルタイム労働者より2点低いのですか?
納得できる理由を教えて欲しいです。
鬱憤ばらしはその2に続く。
赤ちゃん連れでプロジェクトミーティングに参加@早稲田大学。「職場に子連れ」を実証してみた結果!
最近ブログ更新ができていませんでした・・・!というのも今月は研究が忙しく、子どもの寝ている時間を研究に当てているためです。
今回は、初めて1歳児連れで大学でのプロジェクトミーティングに参加したことについて書いて見ます!
もっと気軽に子どもを大学に連れて行きたい。
これは、子どもを保育園に預けずに育児と研究を両立させたい私が、いつも考えていることです。
職場に子連れ。海外では当たり前になっている国もあります。オーストラリアでは、議員が議会に赤ちゃん連れで参加し自席で授乳したというニュースもありました。
今の日本では絶対ありえませんね。
研究したいなら保育園に預ければいいのでは?と思う人もいらっしゃると思います。
でも、研究も育児もどちらも時間をかけてやりたいのです。
もし、授業、ゼミ、ミーティングなどに子連れで参加が当たり前の風潮だったなら、どんな感じなのでしょう?正直、想像ができません。
でも、少なくとも今よりは女性研究者にとって優しい社会だと思います。
初めて大学でのミーティングに子連れで参加@早稲田大学
プロジェクトメンバーに理解があり、初めて大学でのミーティングに赤ちゃんを連れて行きました。それも初訪問の早稲田大学。
その感想&レポを書いてみます。
大隈重信像などなど!
どーんと大隈重信像!かっこいいです!
ランチは大隈記念タワー15階の「森の風」にて。美味しかったです!
大隈記念タワーは大隈重信の遺言で高さが決まっているとかいないとか・・・。
2時間半のミーティング@会議室をどう乗り切ったか
他の人の話を聞きながら、ずっと抱っこしていました。
はじめは、ひたすらポストイットを剥がして床に落とす遊び。そのあと、ぬいぐるみ2つと絵本2冊、くるまのおもちゃであそんでいました。
キーキー叫んでしまった時は、本当は良くないだろうけどおやつを与えてその場をしのぎ、1時間半経過したくらいで眠くてグズグズになったので、立ち上がってゆらゆら抱っこして寝かしつけました。残りの1時間は寝ていました。
抱っこしながらのPC作業は無理。紙へのメモはちょっとならできた。
PCはキーボードをたたいてしまうため、遊びモードの赤ちゃんを抱っこした状態では操作不可です。紙へのメモはできるけど、ペンをすぐに奪われてしまうため、基本的には難しいです。
子どもを見ながら頭は回転したか(笑)?
正直、かなり受け身なミーティング参加となりました。他の人の話は聞けるけど、超集中することはできないので、頭をフル回転させることは無理でした。
ただ、これは慣れにより、改善される気もします。
子連れでもミーティングに参加してよかったか?
それは、絶対に良かった!です。
子どもは時々叫んだりはしてしまったけど、ミーティングの進行に影響が出ることはなかったと思います。
私の頭はフル回転しなかったけど、その場では十分に考えることができなくても家に持ち帰って考えることはできるし、何よりその場に参加できたということ自体が嬉かったです。
「職場に子連れ」には賛否両論あるでしょう。でも、私はやっぱり賛成だなと思った1日でした。
【体験レポ】1歳0ヶ月で幼児教室コペルの体験レッスン
1歳0ヶ月で幼児教室コペルの体験レッスンにいってきましたのでご紹介します!
幼児教室コペルとは?
実は私はあまり知らなかったのですが、インターネットで「幼児教室 おすすめ」とかって検索していると結構ひっかかってきたのが、こちらのかわいいクマさんマークのコペルさんでした。
HPにたくさん書いてあったのが、「天才的潜在能力を引き出します!」というメッセージ。そして教材も豊富そうな感じ。
気になってきたので無料体験レッスンに行ってきました!
無料体験レッスンの申し込み
ここからしました!
対応は迅速で、申し込み後すぐにメールにて連絡がきました。そのままメールで訪室日時を確定して、当日を迎えました。
レッスン内容
以下の通りです。途中、順番を忘れてしまい順不同です。
- はじまりのうた
- 今日の日付曜日、天気、季節の確認
- 名前をよばれ、手をあげてお返事。
- ママが名前、月齢、誕生日、最近の頑張ったことをいう。
- ろうそくをふきけす。
- おでこのスイッチを押す。
(↑ここまでは、まさかの七田式と全く同じ流れです)
- あたまかたひざぽんのてあそび
- お空のフラッシュカード
- トマトのフラッシュカード
- たべもののフラッシュカード
- あいうえお〜んのフラッシュカード
- まみむめものフラッシュカード
- レオナルドダヴィンチの雑誌をみる
- 俳句
- 百人一首
- 反対語
- りんごのシールを書いてある数だけはる
- クレヨンで色ぬり
- 英語の歌
- 英語の単語のフラッシュカード
- 長いテープと短いテープをママと引っ張りあいこ
- 乗り物の音を聞いて、そののりもののカードをとる
- 同じ色の花のカードをとる
- おはじきをつまんで瓶に入れる練習
- ドッツのフラッシュカード:普通の数えと、四則演算ドッツ
- 終わりの歌
- 百玉そろばん
これらが2〜3分おきに進んでいきます。50分はあっという間でした。フラッシュカードは4枚で1秒くらいの超高速でした!
七田式との違い
- ESP当てっこゲームはなし
- 英語がたくさんある
- 運動がない
感想
今回の先生、とにかくフラッシュカードが上手だった・・・!そのためか、プログラムの充実度はこれまでに体験に行ったものの中で1番だったような気もします。
よければこちらもご参照ください!
他に、七田式、EQWEL、ベビーパーク、Baby Kumonの体験についても書いています。
【体験レポ】1歳0ヶ月で七田式教室の体験!(実は2回目)
七田式教室(I教室)
東大生の赤ちゃん時代の習い事として必ず上位に上がってくる「七田式」。
私も1歳から通っていました。七田で有名なフラッシュカードやドッツ、ESP、社会科理科ソングなんかは、とっても身近なもので、「七田なくして今の私なし」とも言えそうです。
娘7ヶ月の時に一度七田式を検討して、体験に行ったのですが・・・どうもそこでの娘の反応が悪く・・・。保留になっていたのでした。
今回、1歳0ヶ月で別の七田式教室に体験に行ってきたのでレポしたいと思います!
体験の申し込み
HPからしました!申し込み後、すぐに電話を頂戴し、日程を相談しました。
50分のレッスンの内容
私の体験した教室では本レッスンへの体験参加をさせていただきました。
参加者は、私たちを入れて計5組で、1組おやすみだったようです。娘以外は7~8ヶ月のお子さんでした。
レッスン内容
以下の通りです。途中、順番を忘れてしまい順不同です。
- はじまりのうた
- 今日の日付曜日、天気、季節の確認
- 名前をよばれ、手をあげてお返事。
- おでこのスイッチを押す。
- ママが名前、月齢、誕生日をいう。
- 黄色いもののフラッシュカード
- たべもののフラッシュカード
- 季節のフラッシュカード
- 偉人のフラッシュカード
- 名画のフラッシュカード
- 国旗のフラッシュカード
- 詩「しゃぼんだまとんだ」をみんなで音読
- 黄色いものがいろいろはいった箱が配られ、つまんで離す練習
- お手玉を缶からとりだし、入れる練習
- 船が1〜8隻を数える
- ゆびを目で追う。
- 手の中のどっちに消しゴムが入っているか当てる。
- ろうそくをふきけす。
- ドッツのフラッシュカード:普通の数えと、四則演算ドッツ
- 終わりの歌
これらが2〜3分おきに進んでいきます。50分はあっという間でした。フラッシュカードは4枚で1秒くらいの超高速でした!
そして、教室内でのプログラムが40分終わったところで、教室からでて5分くらい以下のような運動をしました。残りの5分はまた教室に入り上記のプログラムの続きをして、レッスン終了となりました。
- バランスボールの上ではねる:バランスボールの上に座り、前後左右にゆらゆら。
- 鉄棒:両手で鉄棒を掴み、ぶらぶらぶら下がる。
体験中の娘の反応
7ヶ月での体験の時とは比べ物にならないくらい反応が良く、楽しそうでした!
(鉄棒とバランスボール以外・・・)
単に月齢が進んでいろいろなプログラムを楽しめるようになったというのもありそうだし、先生および教室が優しい雰囲気だったのでよかったというのもありそうです。
体験終了後、勧誘はなし
体験後10分程度、教室や料金の説明をしてくださいました。勧誘は特にありませんでした。
七田式を検討中なら、いろんな教室の体験に行ってみてもいいかも
今回の体験は2つめの教室でした。同じ七田式とはいえ、先生のカラー、熟練度、プログラムも結構異なります。また、正直EQWEL(旧・七田チャイルドアカデミー)と七田式教育はそっくりですので、「七田式」検討中の方はEQWELも見て見てもいいかもしれません。
私にとっては、やっぱり決めては、講師の質!だと思います。
七田式の体験は違う教室なら何度でもいけますので、ぜひぜひ足を運ばれることをお勧めします。
★前回の七田式体験のレポはこちらです。
★twitterはじめました!
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【体験レポ】1歳0ヶ月でベビーパーク体験レッスン②〜本レッスンへの参加〜
1歳0ヶ月でベビーパーク の体験レッスンに行ってきました。
体験レッスンは全2回構成。今回は2回目で、本レッスンへの参加させていただきましたのでご紹介します!
1回目のレポはこちら。
参加していた親子
参加していたのは4組の母子。こどもたちは、9〜12ヶ月でした。
まずは10分間のマザーリング
毎回レッスンの初めの10分間はマザーリングというママたちのための時間です。
講義形式とディスカッション形式を交互に行っているということで、今回はディスカッションの回でした。内容は、「チャイルドインフォメーション」。子どもを観察して何を言いたいか何を訴えているかを考察してくるのが宿題だったそうです。
「観察して見てどうでした?」という風に先生に一人ずつ聞かれます。別に堅苦しい感じじゃなく、ただ思ったことを自由に言えるという雰囲気で、とにかく和やかでした。一人一人の答えに対して先生は、「すごーい!いいところに気づきましたね!」みたいな感じで褒めてくださりました。
その間子どもたちは、そこに置いてあるおもちゃで遊んでおり、楽しそうでした!
親子(子ども?)レッスン(40分間)
マザーリングが終わると、「さぁ、じゃぁそろそろレッスンにうつりましょうか〜!」みたいな感じでレッスンが始まります。
机と椅子が置いてあるので、そこに座るのかなと思っていたら、座りません。マットレスが敷いてある床に座って、先生を囲む感じです。
レッスン中も、子どもたちは自由にハイハイやタッチできるので、先生とは全然違う方向にいってしまったりしますが、連れ戻したりはしません。子どもは学びたい時に本能で戻ってくるのだそう。。。無理に連れ戻したらその場所が嫌いになってしまうから自由にさせるのがベビーパーク の特徴だということらしいです。4人中一人はずっとロッカーのママの荷物をあさっていました・・・!
七田式やEQWELなどでは考えられない光景ですね。
レッスンの内容(順不同、ないものもあるかも)
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はじまりのうた(英語、手振りつき)
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「先生おはようございます、みなさんおはようございます」という。
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日付の確認
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天気の確認
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ブタのおもちゃを上下左右に振り視覚の訓練
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絵が何個か書いてあるカードを「パシャーン」「パシャーン」といいながらめくる
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フラッシュカード
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漢字のフラッシュカード
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ドッツ(ランダム配置のものと整列されたもの2種類)
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四則演算のフラッシュカード
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100玉そろばん(まずは先生が横と縦に球を動かし、その後一人10個ずつ動かす)
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瞬間記憶を鍛えるゲーム(クマをコップの中に隠し、どのコップに入っているか当てる)を子どもとママで行う。
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手遊び(はじまるよったらはじまるよ)
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音階(ドレミファソラシド)
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ありさんごっつんこの歌を歌詞と音階で歌う(カードに書いてある歌詞と音階を指差しながら歌う)
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英語の歌(歌詞カードを指差しながら歌う)
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製氷皿に入れられた小さなボールをつまんで離す練習(ママと子どもで)
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クレヨンで紙にかかれたきゅうりにトントン(歌に合わせて)。
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タオルが配られ、子どもとママで引っ張りあいこ。
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最初にやった感じのフラッシュカード2回目。
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ままとギューっ!(この間に先生が出席シールを配ります)
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「先生さようなら、みなさんさようなら」という。
テンポは七田やEQWELに比べるとかなり遅いです。
レッスン全体がストーリー仕立てになっていたりとかいうことはなく、次の活動に移るまでに間があったりもします。
フラッシュカードも、1枚1秒以上かかっていたのもあるし、斜めにめくったり、前から後ろにめくったり、七田式が基準になっている人にとっては少し違和感があります(いわゆるフラッシュカードではないのかもしれません)。
子どもの反応
めちゃめちゃ楽しそうでした。 拘束されることなく自由だし、おもちゃもあるし、ゆったりした雰囲気だし、まるで児童館か子育て支援センターのプログラムにきたかのようなリラックス具合だったと思います。
率直な感想
正直レッスンは「楽しい」です!そしてマザーリングなどによって、普段あまり話さないような子育ての悩みなどが言える雰囲気にあるので、ママたちの精神衛生上も良くなりそうです。ベビーパークにハマるのもわかる!と思いました。
ただ、レッスン内容については七田やEQWELを知っている人にとってはかなりゆるいです。(子どもが楽しそうなのは素晴らしいのですが!)
そもそも七田・EQWELなどとは異なり、ベビーパークはママたちへの働きかけを重視しているので、レッスンだけで子どもを鍛える!ということを目的としていません。
ベビーパークの「生徒はお母様」という言葉に納得しました。
勧誘はあんまりなかった!
レッスン終了後、体験レッスンに関するアンケートの記入をし、先生に「来週からどうですか?」と聞かれました。
とても楽しかったのですが、我が家が探していたものとはやはり違ったので丁重にお断りさせていただいたら、「わかりました、また育児に悩んだりしたらいつでもベビーパーク を思い出してくださいね!」と言ってくださり、それ以上の勧誘はありませんでした。ありがたい限りです・・・!
完璧主義は子育てに害!完璧主義をやめるために勝手に意思表明
このブログ、子育て情報の発信ができたらなぁと思って始めましたが、最近は完全に自分のためのメモ書きや日々の記録などの目的で活用させていただいています。
でも、ありがたいことに最近アクセス数が徐々に伸びてきており、こんなテキトーブログですが、誰かのお役に立てていたら嬉しいと思う限りです。
今日は「完璧主義」について書きたいと思います。
漫画家・西原理恵子さんの言葉が胸に突き刺さった
ご存知の方も多いと思いますが、こちら。
家事なんかしなきゃよかった
家なんてもっと汚くてよかった
洗たく物もためちゃえばよかった
食事なんか手作りすることなかった
あんなに抱っこしてほしがったのに
この言葉、非常に的を射ています。
掃除、洗濯、食事など、子どもにとってはどうだっていい「家事」。
そのためにママの余裕がなく、抱っこしてほしいという子どもの要求に対して満足に対応してあげられない。このようなことはどこの家庭にも少なからずあるでしょう。
でも、子どもが抱っこして欲しい時期なんて一瞬で過ぎ去っていくのですね。
あとから振り返ると、こんなに切ないものなのだなぁと胸に突き刺さりました。
完璧主義は子育てにとって害でしかない
私は恐らく完璧主義です。
研究では、くまなく情報をかき集める文献検索とか、予定通りに研究を論文を書くこととかが得意なので重宝しています。
ただ、子育てにとっては100%害です。思いつく理由はこんな感じ。
- 完璧主義な事の多くは、よくよく考えてみれば子どもににとってはどーでもいい「自己満足」にすぎないことが多い。
- そんなことのために自分のエネルギーを使ってしまい、疲れてしまう。
- 仕事とは違い、完璧にやっても成果が得られるとは限らないし、そもそも見返りを求めるべきではない。
- 子どもは思い通りにはならないし、思い通りにしようとしてはいけない。
- 減点方式で自己評価する性質があるので、できないことがあると笑顔が消えていく。
私の完璧主義な点とその解決方策
自分としては、子育てについてまだまだできていないこと、してあげたいことが山ほどあります。
完璧主義な人は自分のどこが完璧主義なのがわからないものだと思います。
でも具体的に考えていかなければ解決できないと思い、ひねりだしたので記述してみます!
子どもが1歳になったのを機に、てきとーママになります!
育児日記はもうつけない。
気づけば育児日記を365日24時間、細かく付けていました。とっても貴重な思い出となったのでこれはこれで満足していますが、完璧主義の象徴のようにも思うので、娘が1歳になったのをきっかけにやめました。すると時間にとらわれずに生活できるようになりました。
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テレビ見ちゃっていい。
子どもにテレビを見せたくなくて、自分自身も産後テレビなし生活をしています。もうすぐ6月になりますが、最近見たテレビは、12/31の紅白歌合戦と4/1の元号発表のニュース。それから知り合いの研究者がテレビに出演したのでそれを1時間ほど見ました。
別にテレビを見たいわけではないのですが、あえてちょっと見ることで脱完璧育児って感じになるかなぁと。
好きな音楽聴いちゃっていい。
産後、お部屋でかける音楽は子ども用のもののみ。クラシック、童謡、英語の歌など。これも自分でも楽しんでいるのだけど、産前すきだったJason Mrazとかも少しはかけちゃおうかなぁと思いました。
子どもの前でお菓子食べちゃっていい。
子どもの教育のためには1日中だらだらと食べるのはよくないこと。だけど、そんな気張らなくてもたまには子どもの前でじぶんだけおやつたべちゃってもいいかなぁ。
キッチン汚れててもいい。
1日3回の離乳食+おやつ1回+おとなの食事で、1日中キッチンはフル稼働。使った食器はすぐに洗う派ですが、これも別にやらないと子どもが悲しむわけではない。次に使うのは、使っていない違う食器にすればいいわけで。
おもちゃとか子どもがだしたものいちいち片付けなくてもいい。
こどもがなんでも出します。部屋がすぐにぐちゃぐちゃになります。出すこと自体は止めないようにしているけど、次の遊びに移ったら、前に遊んだものを片付けなければ!と思っていました。でもそれもま、いっかな。
子どもの服がしわくちゃだったり変な組み合わせになってもいい。
子どもに可愛い服を着せています。これは私の楽しみでもあります。でもこれも、子どもにとっては、どうだっていいのだろうなぁ。
ハンガーの並びが種類別じゃなくていい。
子ども服のハンガーが数種類あって、そのハンガーの並びがきまった並びじゃないとソワソワします。これこそ、本当にどうでもいいこと。これに付き合ってくれていた夫に感謝し、今後はどうでもいいと思おう!
毎食、主菜・副菜・主食がなくてもいい。
離乳食、外出時以外ほぼ全部手作りで頑張ってきました。毎食必ず主菜・副菜・主食を用意しています。でもネタも尽きるし、毎回悩む。本の通り作るなんで本来無理です。朝食は、たまにはパンとバナナだけでもいいかぁ。
もっとベビーフード使っていい。
ベビーフードの添加物を気にしてほとんど使ってきませんでした。ミルクも使用せず完母でした。でも、いっかぁ。
子どもの遊び場ばっかり行ってないで美味しいランチに子どもを付き合わせよう。
毎日のように子どもの遊び場に行っています。子どもが楽しめるように。でも、私も楽しいのが大切!なので、たまには子どもを私に付き合わせたいと思います。
夜泣きに真剣に向き合わなくていい。
我が子は1歳になる今でもずっと夜中は2〜3時間おき。それに加えてとんでもなく夜泣きがひどい日もあります。夜泣きしたら、飛び起きて、だっこして、たちあがって、歌って、必死でゆらゆらしないといけないと思っていました。「あ、また泣いてる」くらいに思いたいですね。
育児関連本読み漁らなくていい。
本を読みあさるのは趣味です。ただ、常に情報を収集しなくてはという焦燥感もなくはない気が。趣味に止めよう!
幼児教育なんてしなくてもいい。
幼児教育について調べることや検討することも趣味です。でも、調べているうちに「あれもやらなきゃ」「これやってない」とかなりがち。なーにもできてなくても、いいんだ!ママが笑顔なら!
ちょっとくらいうつぶせ寝になったってしょうがない。
うちの子は3ヶ月で寝返りし始め、それ以来ずっとうつ伏せ寝じゃないと寝ません。そのため、3ヶ月から常にうつ伏せになっていたらひっくり返すということを夜中続けていました。神経質な時は夜にずーっと薄眼を開けて見張ったり、ふとんがカサカサいっただけで飛び起きる日々も。うつ伏せ寝はいまでも怖いです。でも、どう考えても夜中見張ることは困難。無理なんだということを理解しよう!もし次の子がうまれたら、ベビーセンサーを購入して安心して寝たいと思います。
イライラしたら真剣に向き合わずに子どもを連れ出してパフェ食べに行こう。
イライラしたらとにかく気分転換が大事。こちらがイライラする時には子どもも興奮気味の時が多いと思うので、お互いクールダウンするには外の空気を吸うのが一番!そんな時は時間を気にせずおでかけしちゃおう!
研究できなくてもいい・・・。
うーん、これは言い切りたくないですが、思うように研究できていないことは気がかりです。でも、子育てしながら、妊娠前のようにバリバリやるのはどう考えても無理!それを理解したいと思います。
完璧主義ママはちょっとワルになろう!
上記の考察を経て思ったこと。それは、完璧主義ってつまり真面目すぎですね。ちょっとワルになることが大事なんじゃないかと思いました。
なーんにもできなくても、ママが笑顔なことが一番
子どもが一番ほしいものは、やっぱりママの笑顔です。
ママが笑顔になるためには犠牲を払わなくてはいけません。それが家事であったり、自分の習慣であったり。大人の行動やこだわりって、こどもにとってはどうでもいいことだらけ。
ものごとを細かくわけて優先順位をはっきり決めることが大事だと思いました!